アレックス・マードー、弁護士がドキュメンタリーのために通話を録音したため刑務所での電話特権を失う

著者: ジェフリー・コリンズ、AP通信

投稿日: 2023 年 8 月 30 日 / 午後 8 時 26 分 (CDT)

更新日: 2023 年 8 月 30 日 / 午後 8 時 31 分 (CDT)

サウスカロライナ州コロンビア（AP通信）－有罪判決を受けた殺人犯アレックス・マードーは、彼の事件に関するドキュメンタリーの出演依頼で日記を読んでいる様子を弁護士に録音され、携帯電話の特権と刑務所のタブレットコンピュータを失ったとサウスカロライナ州矯正局当局者が水曜日に発表した。

刑務所の方針では、受刑者が許可なくメディアと話すことを禁じているが、その理由は「犯罪の被害者はニュースで被害者やその家族を見たり聞いたりする必要はないと考えている」ためだと州刑務所報道官のクリスティ・シャイン氏は声明で述べた。。

メディアのインタビュー違反と、別の受刑者のパスワードを使用して電話をかけるという別の違反は刑務所の規律の問題であり、犯罪ではないとシャイン氏は述べた。

シェイン氏によると、マードー被告は月曜に開かれた懲戒公聴会で、刑務所の食堂で1か月間物品を買うことができなくなったという。

別のタブレットを入手するには刑務所職員の許可が必要となる。タブレットは監視付きの電話をかけたり、承認されたエンターテイメントを視聴したり、本を読んだり、ビデオ授業を受けたりするために使用できる。

マードー氏（55）は妻と次男を殺害した罪で仮釈放なしの終身刑で服役中。検察当局は、資格剥奪された弁護士が、弁護士事務所や顧客から数百万ドルを盗んだと捜査当局が断定しようとしていることを懸念しており、同情を得て犯罪を隠蔽する時間を稼ごうとしていると述べた。

マードーは捜査官に対しても証言台に対しても殺害を断固否定した。

マードー被告の弁護士ジム・グリフィン氏は、6月にマードー被告が自身の事件を題材としたフォックス・ネイションのドキュメンタリー番組のため、二重殺人裁判中に付けていた日記の書き込みを読み上げている様子を録音していたことが刑務所記録で明らかになった。

刑務所職員らは、グリフィン氏に、故意か無意識にマードー氏の規則違反を再び手助けした場合、依頼者と話す能力を失う可能性があるとのメモを送った。

グリフィン氏は水曜日、AP通信からのメッセージに返答しなかった。

弁護士と受刑者との間の電話通話は、会話が機密とみなされているため、録音されたり確認されたりすることはありません。しかし刑務所当局者らは、他の電話通話を調べていた所長が別の受刑者のアカウントでかけられた通話でマードーさんの声を聞いたことを受けて、マードーさんの捜査を開始したと述べた。

マードーさんは、自分の携帯電話のパスワードが機能していないと述べた。刑務所の記録によると、彼はまた、記録された日記の内容について刑務所の捜査官に話したという。

法廷記録によると、マードー被告は顧客から数百万ドルを盗んだ罪で９月２１日に連邦裁判所で有罪を認める見通し。同氏が法廷で犯罪を認めるのは初めてとなる。

マードー氏は州裁判所でも約100件の罪に問われている。当局によると、同容疑者は衰弱性の怪我を負い、治療費が必要な顧客から数百万ドルを盗んだという。彼は家族の法律事務所から窃盗し、資金洗浄を目的とした麻薬組織の運営に協力した罪で起訴されている。当局によると、男性は息子に1000万ドルの生命保険を受け取るため、人気のない高速道路脇で友人に殺害するよう依頼したという。銃弾はマードーの頭をかすめただけだった。